

1.戦略と戦術の違い
戦略とは、端的に行ってしまえば、
これから想像される局面に対しての準備です。
非常時のために白ポを積んでおくことも、
精錬度を高めていくことも、三減盾を準備することや
闇鎧を用意することも、すべて戦略に該当する行為です。
それに対して、
戦術とは、その与えられた局面で
いかにうまくやりくりしていくかという事につきます。
FWの敷き方や立ち回りか、
ヒールをどのタイミングで撃つかなどです。
ちなみに、私がFWに引っかかってる敵に
ボルトなどを入れるのにあわせて
LAをいれているようなのは、戦術ですらありません。
ただの曲芸ですw
戦術と戦略の違いについては、
私の青春の一冊でもある銀河英雄伝説を読んでもらいたいのですが、
主人公の一人、ヤン・ウェンリーはこういう事を言っています。
「戦略が戦闘の本質であり、戦略的な準備を怠るのは将として失格だ。
しかし、人は戦略には面白みを感じず、戦術に楽しみを覚える」と。
2.戦略的思考とは
戦略については、
うちのギルドに非常に興味深い方がおられます。

戦略の覇者:Zelvanaさん。
クリンの相棒ですが、
私は彼以上に戦略に精通している人を知りません。
私などは与えられた状況に対して、
いかにやりくりしていくかを考える性質で、
またそこに楽しみを覚える戦術型の人間なのですが、
Zelvanaさんは、
戦う前にすでに勝っている状況を作り出すことを
考えるタイプの人です。
ここで戦うには、この武器とこの武器。
3減盾はこれ。SP回復剤をもち・・・といった。
Zelvanaさんは前世、
ほとんどソロしかしてなかったのですが、
恐らくその影響もあるでしょう。
基本的に、プリの助けがなくても戦えるだけの陣容を
Zelvana一体でもっています。
ふ、もちろん、私も、
単に、ブレスとIAとシオの
ブースターだけではないですけどねヽ(`Д´)ノ
それだけの支援はしているはずですw
さて、それはさておき、
このZelvanaさんの戦略は、
戦術にも影響してきまして、
興味深い考察が得られます。
すなわち、純正騎士の考える戦術と
後衛の考える戦術は違うということです。
我々が通常、プレイヤースキルというのは、
卓越した戦術を使うと言う事であって、
それは、細い糸を掴み取るような、本来不安定な技術です。
ただし、それは繰り返しすることで自分の身につきます。
それがプレイヤースキル。
分かり易いところでは縦FWやSG氷割りなどです。
プレイヤースキルとはこうした戦術面で
身につけていく安定性をさします。
ところがZelvanaさんの場合、こうした後衛的な戦術はありません。
騎士特有の手順(このキャラにはプロボを入れ、
BDSはどんな時に使うか、どれぐらいひきつけて使うか)、
より確実性を増すためのものを戦術にしています。
これらは安定したキャラの上になりたっています。
どれぐらいのダメージを食らい、どれぐらいなら平気かという。
Zelvanaさんは自分のキャラの能力を誰よりも良く知っています。
HPの量とSPの残量、白ポの残量、攻撃力、装備で
その状況でどこまで戦えるかを知っています。
そして、それをコアに戦術がはじき出されています。
すなわち、ニューマが遠距離攻撃を無効化するから、
ノーダメージでそこまで行って
という後衛の発想ではないわけです。
これはひたすら地味な作業で、
この凄さは、なかなか人には見えにくいものです。
ですが、この戦術は、後衛的戦術ほど華やかではないものの、
確実に堅実に効果を発揮します。
ある意味、一番堅実に戦っている人かもしれません。
また、これらの特徴は行動ラインにも違いがでてきまして、
たしぎ@さんやPIECE☆さんらアサシンの動きが
比較対象として面白いです。
たしぎ@さんやPIECE☆さんは、
ニューマが敷設されれば乗り、キャラの重なりや攻撃方向も考え、
こちらの意図をスムーズに理解し、それに合わせてくれます。
こちらに合わせてくれるという点においては
Zelvanaさんも同様なのですが、
アサシンのお二人は、プリが行動ライン、
Zelvanaさんは前衛の自分が行動ラインといえるでしょう。
遊撃としてのアサの性質と、
壁となるべき騎士の性質が良く現れているように思います。
ちなみに、こうした戦略的に特化したZelvanaさんですが
興味深い時に、ピンチになると焦るらしいです。
これは、ほんと私と逆ですね。
私はピンチになるとわくわくするんですがw
ある意味、そのためにクリンとは相性がいいのかもしれませんね。
焦るのは、Zelvanaさんが戦略的思考の持ち主であると言う事と
無関係ではないと思います。
筋道を組みたてて、こういう状況ではこうすると決めていて、
普段の狩りでは非常に安定してるんですけど。
マニュアル通りいかない状況だと、
どうしていいか咄嗟には断しづらくなる。
Zelvanaさんの場合、戦略的にはもう完成しているんですから、
あとは戦術的な部分を楽しんでもいいのかもしれませんね。
ちなみに、私は最近、
マリオッタという騎士を育てていますが、
やはり後衛的な戦いと言いますか、
立ち回りやACなどの戦術面を
重視してしていることに気づきます。
3.究極の緊急回避力:プラギ
さて、戦術のことを書くのに、
戦闘に非常に大きな影響力を及ぼす
バードの歌を省くわけにはいけません。

特にプラギの詩はアスムよりも
よほど戦闘に及ぼす影響が大きく、
攻防両面において世界を変えてくれます。
おそらくこれ以上の影響力を持ったスキルは、
3次職の実装でもない限り、今後現れないでしょう。
プラギには、詠唱速度増加・ディレイがほぼ消滅する
という効果があるわけですが、
これらはバードのDEX・INTとスキルレベルに影響されます。
うちのギルドの構成でいくと、
実際、WIZ3人でも、
ロードナイトのZelvanaさんでも、
アサシンクロスのたしぎ@さんでも、
プリーストの2人でも効果が見られるスキルなので、
用途としては計り知れません。
なにしろ、ディレイがほぼ消滅するものですから、
ピアースもSbrもイムポもマグニもキリエもアスムも
何もかも連射モードです。
というか緊急時にいれまくれます。
ヒールも2、3倍の速度で入りますから、
むしろSPの方が心配なぐらい。
ぶっちゃけ、プラギバード(うちではズバット君)がいたら、
リヒタルゼンでも何とかなるんじゃないかと思わされます。
SPはINT120+メディタ10の
1秒SP回復率:72の化け物キャラにして
2700ヒール連打とか
これだけの影響力の多いプラギですから、
例えば、うちのギルドのスタイルから、
キリエ10でPTを護るChrissieを中心に
プラギをしいてもらうようにお願いしてみました。
攻撃面では、ロードナイト・ブレイカー・WIZ3人と
破壊力で申し分ないのですが、
ことギルド狩りとなると、顕著になるんですが、
防御の要はChrissieのキリエ中心で構成されています。
そこで、プラギでキリエ10の安定性を
確保してもらおうと試みました。
基本的に中央に陣取り、プリ二人+ズバット君のプラギ中心で
陣形が安定していたように思えます('-'*)
結果的に、戦線はむしろズバット君中心。
そこにプリがいれば、見えにくい場所でない限り、
その範囲内で死なせることはほとんどありませんでした。
これは行動ラインがズバット君になるということなんですが
行動ラインを任せるとなると、
今度はバードの動きが難しくなります。
というのは、PT全体の動きを見て、
自分が動かなければいけないからです。
プリではいつものことですが、
バードは局地的に動いていることが多いと思うのです。
なんていいますか、
将棋でいえば、香や桂ではなく、
置き飛車や置き角のような存在になるんですよ。
そして、これはPT全体に
ズバット君が行動ラインだと認識してもらう必要もあります。
行動ラインはそのPT構成によって決まることが多いのですが、
少なくても、多人数狩りならズバット君中心になるでしょう。
3人PT辺りだと、プリやアサシン・騎士中心でいいんですが。
この辺りの敏感さは誰しもに持ってほしいですね。

こちらは夕陽のアサシンクロス。
アサシンのカタールの攻撃の音が、
マシンガンから機関砲に変わります。
攻防両面の緊急回避スキルとしては、
プラギの方がダントツで上ですが、
こちらは攻撃特化。
カタールアサシンや両手騎士など、
スキルを使わないで連打でダメージを与えるタイプだと、
こちらに軍配が上がります。